最近見たテレビアニメ「だから僕は、Hができない。」の感想です。記憶や印象が薄れていく前に何かを書こうと思います。

ひとまず話したいのは原作のタイトルについてです。台湾角川の中国語翻訳である「美少女死神 還我H之魂!」はとても秀逸だと思います。当然、テレビアニメしか見ていない私には、どして主人公がエッチできないのか分かりませんが、このようなタイトルを私に翻訳すれば、例え私が原作を読み切ってもこんな格好良くて何となくわかるような気がする翻訳は出てこないと思います。本当に鬼レベルの訳者です。
リサラ・レストール
で、テレビアニメの感想についてですが、一言に言うと、エロさ…じゃなくて演出上には少々足りない気分がしますね。確かにアニメの最初はなかなか面白かったですが、死神界からのヒロインであるリサラ達が戦う時にいつも同じ技を使ってることに気が付いた時、全然エロく熱くなくなりました。そして敵の動きもちょっとおかしいと思いませんか?毎回主人公達がピンチに陥ったとき、その演出まるで「待ってあげるよ。さっさと立ち直ってくれ」のようにまったくエロく熱くなくなりました。

そしてシナリオ上もちょっと飛びすぎると思います。特に第9話の後半です。敵のボスであるガルダーブロウグが死ぬ前にいきなり「俺は人間大好きだ!ありがとう!おめでとう!」とか言って、あまりにも予想外すぎました。超展開とも言えます。本当はもっと壮大な物語に期待しているのに、結局こんな形で急に終わりを迎えるなんて残念しか思いません。
リサラ・レストール
まあ、それにしてもアニメの中に思わずワクワクするシーンやセリフも沢山ありますね。第1話の赤い草原とか最終話の「あんた、まだ私の毛しか見ていないでしょう?」とか…ですから私も、無視できませんね。リサラかわいいよリサラ♡